一級建築士学科試験20年分の過去問ダウンロード > 5ヶ月で一級建築士合格する方法&カリキュラム
目次
1. 一級建築士は過去問だけで合格できます
2. 3月はこれをしよう!
3. 4月はこれをしよう!
4. 5月はこれをしよう!
5. 6月はこれをしよう!
6. 7月はこれをしよう!
1. 一級建築士は過去問だけで合格できます
「何年分の過去問か」にもよりますが、一級建築士試験は過去問だけで合格できます。
というのは、過去問以外の問題=新問が出題されるのは1割程度。
合格点や足切り点を考えると、新問を完全に捨てても十分に合格できます。
詳しくは、一級建築士は独学(過去問だけ)で合格できるのか?を見てください。
新問対策については7月にSやNで実施されるオープン模試を受ければ十分なので、6月までは過去問に集中してください。
2. 3月はこれをしよう!
3月はまず取り掛かりやすい問題から始めましょう。
独学組の問題集の対象関係問題なら(大きい・小さい)や(高い・低い)等を選ぶ問題なので、比較的取り掛かりやすいはずです。
本試験まで5ヶ月あるので、丸暗記だと忘れてしまいます。
対象関係問題はどちらかというと暗記というより理解する問題なので、一つ一つをしっかり理解して覚えましょう。
法規は10年分くらいを全ての肢で法令集を引きながら、まずは法令集に慣れてください。
法令集に線を引いたり、インデックスを貼ってもよいです。
最初のうちは時間がかかりますが、徐々にスピードが速くなっていくので、それまではしっかり取り組んでください。
3. 4月はこれをしよう!
4月は少し学習の難易度を上げて、独学組の問題集の○×問題に取り掛かってください。
対象関係問題と違って、問題文をきちんと読んで「ひっかけ」を探さないといけない問題です。
4. 5月はこれをしよう!
5月は独学組の問題集の数値問題と計算問題に取り掛かってください。
特に数値問題は暗記が増えてくるので、繰り返し学習が重要となります。
おすすめの学習方法は、帰宅後や休日等まとまった勉強時間に新しく問題に取り組み、
通勤時間や昼休み、寝る直前等のすきま時間に、それまでに取り組んだ問題を復習する方法。
独学組の問題集はPDF形式で配信されるので、スマホやタブレットに入れて、空いた時間に1問でも復習しましょう。
並行して今まで学習した分の復習を忘れずに!間が空けばあくほど、人間の脳は忘れてしまいます。
この時期は特に、中だるみになりがちなので注意しましょう。
5. 6月はこれをしよう!
6月は独学組の問題集の虫食い問題に取り掛かってください。
虫食い問題も暗記問題なので、数値問題同様、繰り返し学習を徹底しましょう。
法規は残り10年分を解いてください。
法令集を引かずに解けるようになってきた問題も出てくると思うので、引かずに解く練習を始めましょう。
それでも常に「法令集のどこら辺に載っているか」は必ず分かっている状態にしてください。
法規は法令集が持ち込めるため、満点を狙える唯一の科目です。
法規で苦手な項目がある場合は、その項目を繰り返し取り組んでください。
6. 7月はこれをしよう!
今まで学習してきた分の復習を何度もしましょう。
特に過去問の中でも「頻出度の高い問題」=「出題される可能性が高い問題」を完ぺきに。
独学組の問題集を見てもらえばわかりますが、毎年のように出題されている問題、1年や2年毎に出題されている問題も結構あります。
独学組の問題集は頻出順に並べられているので、上から順に星がたくさんついている問題を特にやり込みましょう。
また、一級建築士試験は足切り点があるので、苦手な科目の克服が合否の分かれ目になります。
苦手な科目がある場合、この時期に一気に叩き込みましょう。
この時期は復習に復習を重ねて、記憶を完全なものにしてください。
ここまで学習してきた人だと、本試験は「全く分かりそうもない問題」より「暗記があいまいで迷う問題」のほうがダントツで多いです。
しかも一級建築士試験は受験生のほとんどが、合格ボーダーライン(合格点±1~2点)に集中します。
「暗記があいまいで迷う問題」の1点、2点が合否を決めるということを意識しましょう。
独学組の問題集はできるだけ完ぺきに暗記できるよう、受験生の覚えやすさを追求した虫食い問題、対象関係問題、数値問題を用意しているので、本試験直前まで繰り返し学習しましょう。
一級建築士は独学で合格できるのか?
目次
1. 一級建築士は過去問だけで合格できるのか?
2. 独学で受験するメリット
3. 独学で受験してみて感じたデメリット
4. 実際に独学で合格できました!
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